Super Star Super Hero
今日も俺はいい子にしてお留守番をしていたので、帰ってきた先輩に3枚のビスケットを貰った。一枚は天に、一枚は時に、一枚は羽に。
俺の乳首が解禁されている単行本。
フィクションの女の子が自転車を2人乗りする時にやる、跨ぐんじゃなくて腰掛けるタイプの座り方を友達のバイクでやってみたら、普通に落ちて道路を転がってしまいました、冬だったので厚着をしていて良かったです。
星って遠いな、クレーム入れようかな。
踵のところにローラー入ってるスニーカーがめちゃくちゃ欲しかったけど女の子用しか無かったの本当に悔しかったな、今でもあれでショッピングモールの中を駆け回りたいです。
髪の長い子供見ると生まれてから一回も切ったこと無いのかなって思う。
学区外だから行っちゃいけない事になってるゲームセンターでスリルドライブやった時よりドキドキした事ないな。
放課後の図書室には俺と先輩以外誰もいなかった、先輩は未就学児が読むような全ページがひらがなで書かれた折り紙の教則本を読んでいた。外からは野球部が走り込みをしている声が聞こえていた。テーブルが傾いて橙色になった日に照らされていた。蔵書されている美味しんぼは順番がぐちゃぐちゃになっていた。弁当を半分ほど残してカバンの奥にしまっていた。スマホの充電が切れていた。風が吹いていた。黒人の少年がトランペットを欲しがっていた。ニホンオオカミは絶滅していた。UNIQLOの店員がレジを打っていた。滝壺に紅葉が浮いていた。幼馴染の女の子がコンビニで化粧品を万引きしていた。誰も見たことのない花が咲いていた。親知らずが生えていた。駅前の本屋が改装工事をしていた。焼けた鉄板の上を裸足で歩いても熱さを感じない人がいた。テントウムシが越冬していた。ご飯が炊けていた。ホテルのアメニティを大量に持って帰ってみたけど実際別に要らなくて捨てていた。髭が伸びていた。自動販売機が釣り銭を切らしていた。右に傾いていた。手紙が届いていた。俺の知らないところで俺の知らない誰かが元気にしていた。
墓石ってツヤツヤしてて舐めたら気持ち良さそう。
私と妹は寸分違わず同じに見えた。両親でさえも私たちを見分けるのは困難だった。私と妹はこの容姿を利用して友人たちをからかうのが大好きだった。去年の冬、近くの山に2人で遊びにいった、変なきのこを見つけたり、綺麗な木の実を見つけて2人で笑っていた。妹は何故か突然走り出した、その先は崖だったので私は危ないと咎めた、妹は 大丈夫、あの橋を渡るだけだから と叫びながら落ちていった。橋なんて無かった。私と妹は寸分違わず同じに見えるけど、私と妹が見ているものは同じでは無かったらしい。
近所のスーパーの試食コーナーのハマチの刺身全部食べたら出禁になっちゃった。
近所にスーパーがあるのですが、そこの試食コーナーでハマチの刺身をあるだけ全て食べたら出禁になってしまいました。
試食ハマチ全食べ出禁。
大手コンビニチェーンで一番生ハムが美味いのは…セブンイレブン。
友達と一緒にバックれたバイト先の制服を小高い丘で燃やした時のこと一生忘れないだろうな。
ある時から本当にゆっくりと月が落ちてきて、世界が終わる前日には手を伸ばせば触れられるほどだった。ひんやりとしていて、手に少しだけ砂のようなものがついた。それから私は家に帰って、手を洗ってうがいをして、水道の蛇口を強く閉めて、出された夕食を残さず食べた。
近所にスーパーがあるんだけど、そこの試食コーナーでハマチの刺身全部食べたら出禁になっちゃった。
鯉の刺繍のジーパンを、商店街でババアがやってるブティックに買いに行かなければいけません。
寂しいと怖いの区別がつくようになりました。